はじめに
子育ての悩みとして、小学校高学年の女子が、ささいな誤解から友達関係が壊れそうになった時の悩みについて、現在、子育て中の母親が当時を振り返った体験として、その時の状況、困ったことは何か、どのように対応したのか、対応した結果どうなったのか、そして同じことで悩んでいる親の方へのアドバイスも伝えられていますので、是非参考としてみて下さい。
このブログで分かること
友達とのトラブルに悩む子供の気持ち、親が子供の気持ちに寄り添って一緒に対処方法を考えていく関わり方が分かるよ。
悩んでいる時って、そばで自分の話を聞いてくる人がいるだけで安心するよね~
メルシーやダンケは、友達とのトラブルに巻き込まれて悩んだことはない?
今回伝えて頂くことは、まさに、ささいな誤解から友達関係が壊れそうなことで悩んでいた子どものことについて、当時の状況や、何を悩んでいたのか、どのように対処していったのか、その結果はどうなったのかという振り返り体験談なんだよ
また同じ悩みを持つ方への参考となるアドバイスも知ることができますので、ぜひ参考にしてみて下さいね
結論
子どもの気持ちや言い分を大事にしながら、客観的に話を聞くことが解決の第一歩ということ
です!
状況と困っていたことや悩んでいたこと
5人の子供と1人の孫がいる子育て中の母親 より
娘が小学生高学年の頃、お友だち同士のトラブルに巻き込まれたことがありました。
私も子どもの頃経験がありますが、女の子は、誰かがケンカをすると関係のない子にまで、「あの子とは口を聞かないで」と口裏を合わせて、特定の誰かを1人にしようとするところがあるように思います。
実際、現在息子もある女の子とケンカをし、他の仲のいいお友だちといても、息子とケンカをした女の子が周りの子を使い、息子はクラスの中で孤立するようになってしまいました。
それは極端な例かもしれませんが、娘の場合もよくそんなことがクラスで起きていたようです。
娘は、いつも中立的な立場でいられるよう、誰の味方にもならずにいたようですが…。
ある年の冬休みに、お友だちが突然、娘を尋ねてきたことがありました。遊びのお誘いに来たのかと思ったのですが、何やら外で話しこんでいました。
しばらくして娘が戻ってきましたが、様子がおかしく、怒っているようなショックを受けているような、そんな表情でした。
話を聞いてみると、AちゃんとBちゃんの2人が元々ケンカをして仲が悪かったそうですが、AちゃんとBちゃんが一緒にやってきて、娘はAちゃんから「私のこと嫌いとか、悪口言ってたって、Bちゃんから聞いたよ」と言われたそうです。
娘は中立的な立場にいたのでどちらについたこともなく、覚えのないことを言われて腹が立つような、悲しいような、複雑な気持ちになったようです。
「そんなこと言ってないのに!」ということで突然責められたり…
ダンケはそんな経験はないかな?
どうしよう、誤解されてたら…
でも、大丈夫!
この体験談を聞くと、そんな時にどうしたら良いのか分かると思うよ次に、対応したことを具体的に紹介するね
対応したこと
とにかく娘からその当時の状況など、これまでの経緯など話を詳しく聞きました。
私も経験があることもあり、「お母さんも子どもの頃そういうことがあったわぁ」と、自分の体験談を話しました。
娘も、「そうなのよ!」と、わかってくれる仲間がいることに少し安心した様子でした。
娘に同調しつつ、お友だちの様子も想像しながら客観的に話を聞きました。
娘から聞いた話によると、どうやら、直接娘がAちゃんのことを言っていたわけではなく、誰か他のお友だちがAちゃんのことを「Aちゃんってこうだよね〜」と、嫌な部分の話をしていたときに、「確かにそういうところはあるね」と、そのお友だちに同調するようなことを言ってしまったらしいです。
それが回りに回ってBちゃんの耳に入り、Bちゃんも本当はAちゃんと仲直りしたかったのでしょうか。
言葉は悪いですが、Bちゃんは今度は娘をターゲットにし、Aちゃんに、まるで娘自身がAちゃんの悪口を言っていたかのように話していたみたいでした。
最初は私も、Bちゃんに対して腹が立つ部分はありましたが、娘も、少しでもそういう原因になりそうな発言をしたことは反省すべきだと思いました。
そのことを娘に話し、娘も納得してくれました。
夕ご飯を食べ終わったら、ダンケの話を聞くよ!
やっぱり、お兄ちゃん最高~!
可愛い妹の頼みだからね!
さて、ダンケの話は後にして、対応した結果がどうなったのか見てみましょう
対応した結果どうなったのか
完全にスッキリしたわけではなさそうですが、その後学校が始まってからはAちゃんBちゃんのどちらとも普通に話せるようになりました。
これからは誤解を招くような発言をしないよう気をつけながら、娘も自分の経験から、同じような境遇にいる子を見つけたらこっそり声をかけるようになったみたいです。
周りの子たちも、そういう娘の姿を見てくれているからか、娘自身の身の上に同じようなことは起こりませんでしたが、いろんな子と仲良くできるようになり、AちゃんBちゃん以上に仲の良いお友だちができたようです。
その後、AちゃんBちゃんの2人とも中学、高校と違う道に進んだので、2人がどうなっていったのかはわかりません。
噂に聞くところでは、Aちゃんは中学でなかなか気の合うお友だちができず、とうとう不登校にまでなり、高校もまともに行くことはできなくなってしまったそうです。
かわいそうだと思いますが、誰かを1人にしようとするようなことをしてきたことが、自分に返ってきたようにも思います。
私もそんな優しい友達が欲しい!
同じようなことは起こらなかったみたいだし、色々な子と仲良くなれて良かったね
最後に、女の子の母親から同じ境遇の方へのアドバイスがあるから、聞いてみよう!
同じ境遇の方へのアドバイス
親は誰しも、自分の子が一番かわいいと思います。
ですが、問題が起きた時、我が家ではいつも、とにかく話を聞くことを大事にしています。
子どもは叱られるのが嫌なので、自分のことをいいように言っているかもしれません。
どうせこうなんだろうと、決して決めつけず、本人の気持ちや言い分を大事にしながら、客観的に話を聞いていくことに務めています。
それから、私たち大人が、それまでの経験の上で思うことやアドバイスをしてあげれたらと思っています。
子どもが5人いると、同じ両親から生まれてきたのに、みんな本当にそれぞれの個性があり、考え方や物事の捉え方が全然違います。
親も、子どもと一緒に育っているんだと思います。
私もいろんなことを経験して、子どもも子どもなりに、一生懸命いろんなことを考えて悩んでいることを知りました。
例えば欲しいものがあるとき、ただダメだと頭ごなしに否定するのではなく、きちんと理由を説明することが大事だと思います。
丁寧に説明すると、子どもはきちんと我慢することができるようになります。
親はなんでもしてあげたいのが当然だと思いますが、時には我慢させること、自分の思い通りにならないことを教えていくことも大事だと私は思っています。
小さい頃、「自分がされて嫌なことはしない」とよく言われていたように、自分のことだけじゃなく、相手の気持ちを考えて思いやりのある人に育って欲しいと願いをこめながら、本人の気持ちも尊重しながら話をしていきたいです。
子どもはその瞬間には理解できないかもしれませんが、いつか必ずわかる時がくると思います。
私もまだまだ子育て真っ只中です!一緒に頑張りましょう(^-^)
一人一人個性があって、性格も考え方が違うから、きっと悩み事も一人一人違うんだよね
貴重な経験談、本当に感謝です!
まとめ
今回は、「親がこうだ!と決めつけず、本人の気持ちや言い分を大事にしながら、客観的に話を聞くこと」がポイントでした
子どもは子どもなりに一生懸命に考えて悩んでいることを親がしっかりと受け止めて、子供の声に耳を傾けることの大切さが伝えられていましたね
是非、この経験談を参考にしてみてください