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【子育ての悩みを解消】「パーソナリティ障害の親が不登校となった小学生女子の娘との接し方に悩む場合」の対応方法は?

はじめに

子育ての悩みとして、パーソナリティ障害の親が不登校となった小学生の娘との接し方を悩んでいたことについて、現在子育て中の母親が当時を振り返った体験として、その時の状況、困ったことは何か、どのように対応したのか、対応した結果どうなったのか、そして同じことで悩んでいる親や子供さんへのアドバイスも伝えられていますので、ぜひ参考としてみて下さい。

このブログで分かること

メルシー
この記事では、
パーソナリティ障害の母親が、自身の病気とも向き合い、不登校になった小学生の娘と一緒に悩みながらも、娘の気持ちを尊重した対応の仕方について分かるよ!
ダンケ
不登校の対応って、
何が正解か分からないし、親としてはとても悩ましい問題だよね…
メルシー

メルシーやダンケには不登校のお友達はいたかな?

今日伝えて頂くことは、まさに不登校の小学校の娘への接し方に悩む母親が、自分の病気とも向き合いながら、不登校になった娘への接し方を悩んだことについて、当時の状況や、何を悩んでいたのか、どのように対応したのか、その結果はどうなったのかという振り返りの体験談なんだよ

また、同じ悩みを持つ方への参考となるアドバイスも知ることができますので、是非参考にしてみてくださいね

結論

シエナ
今回の結論は、
「不登校は子供にとっても、親にとってもつらいこと。子供自身がどうしたい、どうなりたいと思っているのか、子供の気持ちを尊重しながら一緒に考えることが大切」ということなんだよ
ダンケ
子供の気持ちを尊重するって、どんな風にするんだろう?
実際にするのって難しそう…
早く体験談を聞いてみたい!
メルシー

では、体験談をご紹介するね

これから紹介する体験談は、「現在、パートをしながら子育てをしている38歳の母親が、現在小学校6年生の長女が小学校2年生から3年生当時に実際に経験した」体験談です

状況と困っていたことや悩んでいたこと

体験談/状況・困ったこととは?

パートをしながら子育て中の38歳の母親 より
現在、長女は小学6年生です。


私は10代半ばからパーソナリティ障害があり、それに気づいたのが長女を出産した後の30代頃でした。


当時は私自身メンタルが不安定で、私の母親同様に理不尽に怒鳴ることも多く、他人との人間関係も上手く築くことが出来ず、まともな育児が出来なかったせいもあるかと思います。


また、夫もワガママで子供の面倒をみるどころか、面倒くさいことは全て丸投げするタイプでした。


それに対していつもイライラしていた私。


そんな私の影響を受けたのが長女でした。


長女は人見知りがすごく、夫に甘やかされたことから、かなりワガママな性格になり、保育園の頃から集団生活が苦手でした。


小学校に入学するとそれが悪化し、小学2年生の3学期からほとんど学校へ行くことが出来なくなりました。


登校班の年上の男の子たちにからかわれたことや、集団生活が苦手でマイペースに物事を進めたい長女の性格を考えると学校という場所が合わないというのも納得できます。


しかし、長女本人も「なぜ学校に行きたくないのかわからない、でも学校に行きたくない」という葛藤がすごかったのだと思います。


小学校2年生の不登校になったばかりの時は、担任が自宅まで迎えに来たり、学校まで送って行けば無理やり教室へ引きずられて行くこともありました。


今ではその対応が一番やってはいけないことだったと思い、とても後悔しています。

メルシー
母親も人間だから、自分の体調がよくないと、子供に思うように接することができない時ってあるよね
ダンケ
きっと、子供って一人一人違って、子育てって正解がないから、
世の中のお母さんたちって後悔や反省を繰り返しながら子育てしているのかもね…
メルシー
え、どうしたの!?
ダンケが急にしっかりしたことを言うからびっくりしたよ!
ダンケ
ちょっと、メルシーお兄ちゃんひどいよ!
私だって、普段は口に出さないだけで色々考えているんだからね
メルシー

そっか、ごめんごめん!

では、次に対応したことを具体的に紹介するね

対応したこと

体験談/対応したことは、

小学校3年生になり、担任の先生が変わってからは「無理に学校に来させるのはやめよう」という方針になりました。


また、私自身のパーソナリティ障害ともきちんと向き合い、治療するということも決めました。


母親が不安定だと、子供に大きく影響すると言われて私もかなりツラかったのですが治療を続けています。


最初は「とにかく学校との関係を断ち切ってしまうのはやめよう」ということで、学校へ行けなくても「担任の先生が家庭訪問に来る」「行けそうなときは放課後の図書館で話をする、本を読む」など、本人にできそうなところからスタートしました。


それは、長女自身に学校に行きたい気持ちが少しでもあるなら、学校との関係は断ち切ってしまうのはよくないと先生方と話し合ったからです。


また、生活リズムも整えるようにしました。


学校へ行かなくなると、一気に体力と学力が落ちました。


土日は公園で遊んだり、体力を付けることや、昼間に体を動かして疲れることで夜は早目に眠れるように家族で意識するようにしました。


特に、タブレットを好んで閲覧したりゲームをしているので、学校を休んで自宅にいるときは、時間を決めて学習することも約束するようにしました。


それでも自宅から出ない、学校へ行かないという日々は私にとってもかなり苦痛でした。

メルシー
子供のために、まずはお母さん自身が自分の病気と向き合ったんだね
ダンケ
向き合うって大変だよね…
私は割と自分のことは棚にあげちゃうタイプだから、ちゃんと自分の問題とも向き合える人って凄いと思う
メルシー
そうだね
体験談を読むと、学校や家族と協力しながら、子供にとって無理のないことから1つ1つ取り組んだ様子が伝わってくるね!
ダンケ
うん。
メルシーお兄ちゃん、対応した結果がどうなったのか教えて!

対応した結果どうなったのか

体験談/その結果は?

小学校2年から始まった不登校ですが、現在もその傾向が続いています。

 

人の顔色を伺うことは少なくなりましたが、学校へ行くモチベーションが低く、週3日ほど児童相談室に個別登校出来ればOKといった具合です。


全く行けなかったときよりはかなりよくなったと思います。


しかし、嫌なことやツラいことを乗り越えるという忍耐力や精神力がなく、楽なほうへ逃げるクセは顕著になりつつあります。


「本人のペースで行けるときに学校に行く」ということを続けることが良いことなのか、まだ模索しています。


けれど、表情は以前に比べると格段に明るくなり、自分の意見を言えるようになったのは「周囲の先生方がじっくり見守り、長女を尊重しているからだ」ということが、本人にも、少しですが伝わっているからなのかもしれません。


乳幼児期に出来なかった体験を、遅いですが体験させることで、「大人は信頼していい、頼っても大丈夫」ということを、少しですが、長女も分かり始めてくれたのかもしれません。


これからも成長を見守りつつ、自分で自分の人生を良いものにしていって欲しいと思います。

メルシー
「大人は信頼していい、頼っても大丈夫」って少しずつ思えるようになれたのは、大きな変化だね
ダンケ
私はメルシーお兄ちゃんのことを信頼しているよ~
お兄ちゃん、これからもよろしくね!
シエナ

表情が明るくなって、自分の意見を言えるようになったというのは凄い!

母親はもちろん、周りの大人達が見守ってくれていることを少しずつ感じることで、大人に対して安心感を持てたから変わることができたんだね、本当に良かったね~

最後に、女の子の母親から同じ境遇の方へのアドバイスがあるから聞いてみよう!

同じ境遇の方へのアドバイス

体験談/アドバイス

不登校は本当に親も子供もツラくてしんどいです。

 

先が真っ暗になることが多いと思います。


けれど、周りには必ず支えてくれる人がいたり、解決に導いてくれる
ヒントや光をくれる人は必ずいます。


それは学校の先生かもしれないし、心理内科、小児科医院のお医者さんかもしれません。


また、ネットやSNSなどの掲示板での出会いかもしれないですし、いろいろな文献や参考書かもしれません。


試行錯誤の連続ですが、少しでも本人に「学校へ行きたい」「友達と一緒に頑張りたい」という思う気持ちがあるのであれば、学校との繋がりは断ち切らないことをお勧めします。


本人が「二度と学校へは行かない」と決めているのであれば、学校以外での居場所づくりをしてあげて欲しいです。


大人も子供も根本的には「安心できる場所へ」という気持ちがあるのだと思います。


学校で頑張ることや安心することが出来ないと子供が判断したのなら、学校に行かないという選択肢もありだと思います。


どちらにせよ、まずは「子供自身がどうなって行きたいか」、これを一緒に考えて悩むことが大事なのだと思います。

メルシー
不登校は子供にとっても、親にとっても苦しいよね…
辛くて、しんどくて、先が見えなくて不安な時は、
「学校の先生やお医者さん」など、他の人の力を借りることも大切なんだね
ダンケ
親が答えを出したり、無理に学校に行かせようとしないで
「子供がどうなっていきたい」か一緒に悩んでくれるって、それだけで心強いね!
メルシー
そうだね
ダンケが何かに悩んだ時には一緒に考えるから相談するんだよ!
貴重な体験談に感謝です!

まとめ

シエナ

今回は、パーソナリティ障害をもつ母親が自分の病気とも向き合い、不登校の子供への接し方について悩みながらも、「子供がどうなっていきたいか」を子どもと一緒に考えていくことで、子供が親や他の大人のことを頼ってもいい存在と思えるようになったこと、子供の行動が少しずつ良い方向に進んだように感じました

皆さんはどう感じたのでしょうか?

是非、この体験談を参考にしてみてください